応急手当講習会@消防署

今日は、消防署で行われた応急手当講習会に行ってきました。
内容は、普通救命講習と言われるものだそうで、朝9時~12時までの3時間の講習です。


実を言うと、警備員時代と2種免許取得時に応急手当の講習は受けたことがあるのですが、時間がたってしまうと記憶があいまいになってしまいますし、ちょっと自信がなかったんです。
AED(自動体外式除細動器)の扱い方も知りたかったし…。
■心肺蘇生法
普通救命で重要なのが、この心肺蘇生法。
いわゆる、心臓マッサージですね。
これも以前の講習より簡素化されており、現在では人工呼吸は重要視していないそうです。
マッサージをする位置も、以前は指で手を当てるところを探したのですが、現在は胸の真ん中(乳首と乳首を結ぶ線の真ん中)あたりで良いそうです。
で、このマッサージを1分間に100回のペースで実施。
人工呼吸を含める場合は、2回息を吹き込んで30回圧迫を繰り返す。
これらの行為は、救急隊が到着するか、対象の意識が回復するまで行います。
マッサージのみで続ける場合は疲れた場合、10秒だけ休む事が出来ますが、それ以上の間をあけてしまうと意味がなくなってしまうそうです。
周りに助けを呼んで人に集まってもらい、交代しながらマッサージを続ける事が重要です。
■AEDの操作
これは初体験なので興味津々でした。
結果から言うと使い方はすごく簡単。電源を入れると音声で使い方や行動指示がアナウンスされるので、従うだけです。
なんでもかんでも電気ショック与えちゃっていいの?と思ってたのですが、なんとAEDが心電図を測り、電気ショックが必要か必要でないかまで判断出来て、不必要な時には電気ショックの動作は行われないようです。
簡単に言うと、
1.電源を入れる。
2.パッド(電極?)を胸に2枚貼る(貼る位置もパッドに絵で記載されていますが、基本的には心臓を2枚のパッドの間に入れればよいそうです。
3.AEDが電気ショックの必要の有無を判断。必要と判断されると電気ショック実行のボタンが使えるようになるので、実施。
4.心配蘇生法を継続
こんな感じ。
■その他
気道に異物が入った時の処置や、出血時の直接圧迫止血法など。
■一番大切なこと。
傷病者を発見したら、ためらわずに勇気を持ち、積極的に応急手当を行うこと。
失敗したら…などと臆してはいけない。
救命処置を施したことによって法的責任が問われることは原則としてありません。
応急手当講習や、救命講習は各消防署や日本赤十字などで実施されています。
いつ傷病者に出会っても手助けが出来るよう、あなたも講習を受講されては如何でしょうか?
※受講後、こんなのを頂きました。名前は自分で記入ですが、右上に登録番号があって登録されています。
20110710-1


by 3neko on 7月 10th, 2011 in 日記・コラム・つぶやき

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